2016.7.24〜29 イタリア半島の中北東部にある、イタリアよりも歴史の長い世界最古の共和国「サンマリノ共和国」。
世界最古の共和国サンマリノ共和国と世界最古の君主国である日本両国の友好のシンボルとして、さらに東日本大震災の犠牲者の慰霊を目的とした国家プロジェクトとして神社本庁公認、
ヨーロッパ唯一の神社「サンマリノ神社」は2014年6月に建立されました。
駐日大使153カ国の代表である「駐日外交団長」で、サンマリノ共和国特命全権大使であるマンリオ・カデロ氏手からサンマリノ神社宮司 フランチェスコ・ブリガンデ氏の手へ綿棒多面体を奉納させていただきました。
綿棒多面体 コードネーム複合多面体「AIKA」サンマリノ国旗バージョン
イタリア共和国トスカーナ州マッサにある都市。
古来より大理石の生産地として知られ、特にカッカーラ・ビアンコと呼ばれる白大理石は有名で
ミケランジェロのダビデ像などに用いられている。
カッカーラ滞在をサポートしてくださった大木さん(カッカーラ名誉市民)とのご縁をいただき、
通常では入れない大理石砕石場に伺うことができました。
(世界でもここでしか取れないブルー大理石の採石場です)
20Kmにも及ぶ、大理石でできた山の中。今も人とともに生きている巨大な空間。
巨大な作業車が動く中での清浄な空気。
作業員の方に質問せずにはいられませんでした。
「あなた方にとって山=大理石とは?」
「山は私たち家族を養ってくれている大切な家族。
砕石は15m進みと一度止まり、どちらへ進むかは山が教えてくれる。
この場では決して怒鳴ったり、荒く扱ったりしない。山はわかっています。」
優しい笑顔の中の深い眼差し。
山に見守られながら、山を守り、誇りを持って今を生きる守り師達。
カッカーラの街は山とともに生きていました。
砕石現場に多面体をお守りにとプレゼントさせていただきました。
お会いした時から「それ可愛いね」と案内してくれた作業員の方。
今もカッカーラの山の中から、山とともに見守ってくれています。
多面体コードネーム「ミワアキヒロタカ」
撮影:尾竹氏、高村氏。鈴木寿美子
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