兵庫県立高校 特別授業 多面体プロジェクトで製作した、綿棒多面体を文化祭で展示。
私はブラックライトや、その他の機材を御貸ししただけ。教室に着いたとたんに目に飛び込んできた空間に涙が溢れました。
先生から、「生徒たちと”一緒に作る”という共同作業が、自然にできて楽しいと思える展示でした」と伝えられた時には、言葉もでません。
この展示のために、先生はわざわざ、近隣の学校に暗幕を借りに走ったり、前日は夜中まで調整に奮闘。
そんな中、生徒たちも自然に「先生手伝うよ」と一緒になって遅くまで自主的に残ってくれたそうです。
高校の授業として、一緒に作った綿棒多面体。こんな形で子供達の想像力を見せてもらえて、心から感動しました。
生徒たち、先生をはじめ、関わってくださった皆様、心から感謝を申し上げます。
素敵な作品を見せて下さって、本当にありがとうございました。
兵庫県立高校 特別授業 多面体プロジェクト
神戸芸術工科大学教授カスパ―・シュワーべ氏企画講義。
京都大学名誉教授、工学博士の宮崎興二氏の特別講義「4次元のかたちを見る」。
シュワーベさんにお声をかけていただき、講義の後に綿棒多面体パフォーマンスの動画をプレゼンさせていただきました。
正直、大学で名誉教授のあとにさせていただけるなんて、夢にも思ったことがない。
さて、どうしたものかと思い、シュワーベさんに確認。
「君はね。楽しんで多面体を学んでここまで見てる。勉強は本当はもっと楽しいものなんだって授業で見せたいんだ」
なるほど!いつもどおり多面体と遊んで、楽しんでいればいいのですね。でしたら、「やらせていただきます」。
あーーー言っちゃったよ。この口がーーーということで、必死になって画像の編集をしたのでした。
当日は、MoMAのロゴを手掛け、立方体パズル「Yoshiotoキューブ」を設計したアーティスト吉本直貴氏も出席されており、シュワーベさんのラボでご一緒させていただいてからの講義となりました。
※こちらの写真は、神戸芸術工科大学の校内。シュワーベさんが持っているのはプレゼントさせていただいた綿棒多面体
向かって右から吉本直貴氏、カスパ―・シュワーベ氏、宮崎興二氏
特別授業にて生徒の皆さんが制作した多面体が文化祭で展示されました。
兵庫県立高校 特別授業 多面体プロジェクト
正4面体・正6面体・正8面体・正12面体・正20面体・小星型12面体・大星型12面体・菱形30面体・5芒星と6芒星のバッキーボール(切頭20面体)・バッキーボール・複合多面体「AIKA]
通常何時間もかけてゆっくり制作してきた綿棒多面体ワーク。
高校の特別授業枠ということで、45分という限られた時間。
準備まで2か月。どう組み立てていくのかが一番の課題でした。
師匠の小野満満磨氏のアドバイスと、多面体メンバーが色々と意見をあげてくれたことで
方向性を固めることができました。みなさん、ありがとうございます。
時間が短い分、多面体達の力も借りることにして生まれたのがこの子たちです。
多面体の次に資料にまとめることで、時間の短い部分をカバー。
という段階で、PCのハードが故障!!!資料がまとめられないっ!修理で時間がないっ!
そんなことではめげませんっ笑
ならば、手書きでもやりますということで、出来上がったのがこの資料。
出来上がってみたら、思った以上に好評で、子供達には親しみやすかったようです。
手書き資料は自分にとっても色々と刺激になる挑戦でした。
※ こちらの小野満磨氏HPアドレスは現在、移動されています。
現在のアドレスはこちら
高校特別授業で生まれた多面体
撮影:鈴木寿美子
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